精神科救急・急性期医療の質を守り、向上させることを目的としています
精神科救急・急性期医療を守る会
アンケート結果各項目の下に音声ファイルをご用意しています。 左端のをクリックすると再生が開始されます。
我々は、令和2年5月2日に病床数削減対象病院(以下「削減対象病院」という。)39医療機関に対して、アンケートを実施することが決定した。削減対象病院にアンケートを送付するにあたり、一般社団法人日本精神科救急学会及び会議参加者12人が発起人となり、作業部会を設置した。
ここに自治体病院も含め、全ての削減対象病院39医療機関のうち37医療機関にアンケートを実施し、報告する。
1.全国調査結果(630調査等)が公表されている項目については、全国調査結果と削減対象病院の医療実績と比較した。
2.精神科救急入院料の中核的要件である入院患者数、退院率、再入院率、夜間・休日日中の診療件数(外来・入院)、病床利用率、平均在院日数等については、削減対象病院を精神科救急入院料の病床数でグループ化(注)し、精神科救急入院料の病床数と医療実績との相関をエビデンス化すると同時に、精神科救急入院料の病床数と医療実績との相関等について検証した。
(注)精神科救急入院料の病床数別に医療実績を検証するため、精神科救急入院料100床未満のグループ、同100床以上150床未満のグループ、同150床以上のグループに区分した。ただし、自治体病院は、精神科救急入院料の病床数に関わらず独立のグループとしている。